4月16日の午前10時より正午まで「春の永代経」が勤まります。どなたでもご参拝できますので、この機会にぜひ仏教、浄土真宗のお経や教えに触れてみてはいかがでしょうか。午前10時半ごろからは法話もございます。
※当日の法語印(参拝記念)の受付はございません。
永代経って?
永代供養との違い
永代経とは「永代読経」と呼ばれており、浄土真宗の永代経とは、一般的に理解されている故人への永代供養や追善供養、追善回向という考え方ではありません。
お寺が永代にわたって故人のご法要を行い、そのご法要を機縁として阿弥陀如来の「み教え」が私や、私が大切に想っている方々へ伝わっていくお経です。ですから「永代経を上げればもうお参りはしなくても良い」というものではないのです。浄土真宗本願寺派(お西)の」津村別院のご法話がございましたので、リンク先を貼っておきます。
浄土真宗の永代経
ご先祖・亡き方がこれまで護ってきてくださった当山・信興寺を、永代経懇志によって護持(維持)することで、この先もあなたの子孫・後の世の人々まで心のよりどころとできるよう、永代に念仏の み教えを受け継ぎます。
では追善供養ではない真宗で永代経をあげても意味がないというかと言えばそうではありません。亡き人を偲んだり、弔ったりしないのかというとそんなことはありません。私たちよりも先立たれた方々(とりわけご先祖)は、私たちに阿弥陀如来の教えを最も身近に伝えてくださる方々です。永代供養という言葉は使いませんが、おこなっている事は他の宗派のお寺さまと変わりませんのでご安心ください。永代経の相場等に関しましてはこちらをご覧ください。また永代経に関してのよくあるご質問にもお答えしております。
年2回の永代経とは?
当山の場合は、春と秋の年2回、そのような聴聞の場として「永代経」のお勤めをしております。お寺に既に永代経のご懇志をお預けした方は当然のことながら、全ての御門徒様、そして全ての方々に阿弥陀如来の「み教え」を知ってもらいたい・・・そう思っています。
浄土真宗のお寺ですと、ほとんどのお寺様が年に数回、永代経のお勤めをしています。ぜひお近くのお寺様へお参りいただければ幸いです。
春の永代経のご案内
概要
とき:令和4年4月16日(土)・午前10時〜正午ごろまで
場所:信興寺本堂(直接お上がりください)
参拝志:寸志(3,000円〜5,000円程度)
法話:松本 好行 師
法要次第
初 出仕
次 総礼
次 伽陀
次 仏説阿弥陀経(読切)
次 正信偈(同朋奉讃式)
次 念仏・回向(同朋奉讃式)
次 総礼
次 退出
次 御文
次 法話(松本好行 師)